☆Favorite Musician 全音源コレクティング:第2回 BUFFALO SPRINGFIELD
ニール・ヤング、ステファン・スティルスというスーパースターに、リッチー・フューレイも参加していた今、考えるとスーパーグループであり、たった2年の活動でも次のCSN&Y、そしてソロと拡大発展していくので今でも抜群の人気を誇る。しかし未だに未CD化の音源があったり、細かいチェックが必要だ。★BUFFALO SPRINGFIELD☆オリジナル・アルバム1966 『Buffalo...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング:第3回 CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
クリーデンス・クリア―ウォーター・リバイバルは、60年代後半から70年代前半のアシッドロック、フォークロック、プログレという当時ヒップなロックの潮流に関心を示さず、オーバーダビングを行わずにストレートなロックンロールで勝負し、アルバムよりもシングルに力を入れ大ヒットを連発、CCRの存在は唯一無二で際立って魅力的だった。しかし彼らのキャリアは長く、7年間の下積みのゴリウォッグス時代に兄から主導権を奪っ...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング:第4回 NEIL YOUNG(~1972)
第2回のBUFFLO SPRINGFIELDに続いて、第5回はCSN&Yとなるが、CS&Nでないのは、要はニール・ヤングがいるかいないかだ。ニールは生ギター1本でも、バンドでも、常に魅力的な曲を書き、他を圧倒してしまう。メロディメーカーでありながらふとみせる哀調は、ニールしかない。ニールは誰もが認めるレジェンドだが、最も好きな時代はあの驚異的なボックスセット『Neil Young...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング:第5回 CROSBY STILLS NASH & YOUNG(~1974)
ニール・ヤングが好きなので、CS&Nもいいが、ヤング抜きでまとめるほどではないので、CS&Nで録音したものは外してある。ただしライブ盤は組み合わせ自由なので除外不可だ。CSN&Yはアルバム1曲目のスティルスの「Carry...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第6回:FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズは、アメリカでビーチ・ボーイズと匹敵する膨大なヒットを残したまさに超大物中の超大物である。フランキー・ヴァリのソロを含めると1962年から全米1位7曲、トップ10を12曲、トップ20を6曲、トップ40を12曲、トップ100までは18曲(重複無し)もあり、そのヒット曲の数はビーチ・ボーイズも上回る。完璧なハーモニー、美しくポップなメロディ、そして軽快でパワフル...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第7回:GARY LEWIS & THE PLAYBOYS(~1968)
さて、大物が続いた中、中堅のヒットメイカー、ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズを紹介しよう。アメリカを代表するコメディアン・ジェリー・ルイスの息子のゲイリー・ルイスをリード・ヴォーカルに据えたグループで、その他のメンバーはタダのオマケでレコーディングの参加もほとんどない。しかし1964年の「This Diamond...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第8回:THE HAPPENINGS(B.T.Puppy時代のみ)
★THE HAPPENINGS(B.T.Puppy時代のみ)ハプニングスはアメリカのポップ・ミュージック・シーンで華麗なハーモニーと軽快なサウンドで一世を風靡し、多くのファンを生んだ。実質的なオーナーはトーケンズ。トーケンズが「The Lion Sleeps...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第9回:THE LOVIN’ SPOONFUL
アメリカの60年代中期を代表するバンドがラヴィン・スプーンフルで、知らない人などいないはず。コレクティングも容易でExtra...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第10回:THE RONETTES(Philles及び60's)
自分のコレクティングはUS/UK問わず60年代から70年代半ばまでの男性ミュージシャンに集中し、女性ヴォーカルはコンポーザーとプロデューサー関連で入るだけで、その比率は驚くほど少ない。女性グループ単品で集めているのは、ロネッツしかないと言っていいだろう。好きなのはフィル・スペクターのプロデュースでのPhilles時代である。スペクターは間違いなく自分のサウンドの美学は自分の妻になったヴェロニカがいる...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第11回:SIMON & GARFUNKEL(~1970)
1970年までのサイモン&ガーファンクルは本当にいい。曲作りのクオリティがアルバムの度に加速度的に進化、『Parsley,Sage,Rosemary & Thyme』『Bookends』『Bridge Over Troubled Water』の3枚の優れた楽曲にはため息が出るほどだ。ポール・サイモンは、「Bridge Over Troubled...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第12回:THE CLASSICS IV(~1975)
クラシックスIVか、デニス・ヨスト&ザ・クラシックスIVと表記すべきか迷ったこの60年代後半に数多くの魅惑のヒットを放ったこのグループ。デニス・ヨストの魅惑のハスキー・ヴォイスを、後のアトランタ・リズム・セクションの中核となるグループのプロデューサーのバディ・ビューイとリード・ギターのジェームス・コッブが極上のメロディのバラードを書き、独特のアタックのギターでサウンドを締め、「Spooky」「Sto...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第13回:THE YOUNG RASCALS-THE RASCALS
我々だけでなく多くのミュージシャンからのリスペクトも集めるラスカルズ。1966年のデビュー作『The Young Rascals』から3枚目の『Groovin’』まではヤング・ラスカルズの名前でアルバムをリリース、4枚目の『Once Upon A Dream』からはラスカルズに改名した。シングルは何故か『Once Upon A Dream』からの最初のカット「It’s...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第14回:THE HOLLIES (Graham Nash Years)
さて、イギリスのロック・バンドは超大物揃いだが、データ量が凄く、最後に回すことにして、まずは歴史的にはビートルズやストーンズと同時期から活躍したホリーズを詳細に紹介しよう。ただ対象はグラハム・ナッシュがいた1968年までなので、そこで終わりだ。ナッシュ脱退以降は別のバンドと言っていい。1963年にデビューしたホリーズは、当初自作は少なく徐々に自作を増やすもののシングルは他の作曲家が書いてアメリカでも...
View Article☆Beach Boys:『Sunshine Tomorrow』(Capitol/00602557528534)
唯一残されていたビーチ・ボーイズのトゥルー・ステレオ計画の『Wild Honey』が、セッション・ハイライトや当時のライブに、『Smiley Smile』のセッション風景なども入れてCD2枚に貴重なテイクを詰め込んでリリースされた。ファーストの『Surfin’...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第15回:THE MOODY BLUES(Justin Hayward加入~1974)
「プログレッシヴ・ロックの両雄 ムーディー・ブルースとピンク・フロイド」という「ミュージック・ライフ」の記事を1970年、ちょうど中一になったばかりの時に読んだ。まったく知らないこの両グループ、シングルがあればまずはそれでというのがお金のない中坊の基本なので捜すとムーディー・ブルースはA面「Candle Of...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第16回:THE ZOMBIES(再結成は除外)
ゾンビーズはイギリスのバンドで、イギリス人らしさを感じさせるバンドだったが、アメリカの方でヒットを多く生んでいる。トップ10に入ったシングルはみなアメリカで、ジャジーな「She’s Not There」が2位、ギターのカッティングなど歯切れが素晴らしい「Tell Her No」が6位、そして解散後にヒットしたゾンビーズのムード溢れる「Time Of The...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第17回:SMALL FACES(~1969)
ブリティッシュ・ロック・ファンなら誰でも好きなスモール・フェイセス。彼らはロンドンのイーストエンド地区出身でモッズの中から生まれたバンドだった。そのモッズ時代、強烈なビートに乗せたR&B全開のサウンドで、スティーブ・マリオットの黒いシャウト・ヴォーカル中心に酔わせてくれたデッカ時代と、アコースティック・ギターも多用し、サイケ・ポップな、いかにもイギリスを感じさせるイミディエイト時代、そのどち...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第18回:NEIL SEDAKA(1969~1980)
ニール・セダカは最高のシンガー・ソングライターだと確信している。その才能が最も発揮されたの1970年代のニール・セダカだ。一般的には60年代の「Calendar Girl」や「Happy Birthday Sweet...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第19回:BARRY MANN SOLO(1963~1980)
バリー・マンは後の妻になるシンシア・ワイルとのコンビで、1960年代から1980年代と、年を追うごとに大ヒットナンバーを書き続けたアメリカを代表するソングライターである。同時期にデビューし、活躍したキャロル・キング、バート・バカラック、エリー・グリーンウィッチのチームなど優れたコンポーザーがいるが、バリー・マンの書く曲には深みがあり、バリー・マンが最も好きと言うファンも多く、山下達郎さんが特に有名だ...
View Article☆Favorite Musician 全音源コレクティング第20回:JOHN LENNON
ここらでジョン・レノンを唐突だが出しておこう。初めにお断りしておくが、オリジナル盤とリマスター盤の違いなど、ビートルズ関係は徹底的に調査されているため、比較せず、その曲が「聴ける」という観点のみで作成している。なお68~69年のジョンとヨーコの実験作『Unfinished Music No.1:Two Virgins』『Unfinished Music No.2:Life With The...
View Article