shino kobayashi / small garden:『Mijn Nijntje(“私のナインチェ”)』
今年2月に8年振りのアルバム『The Wind Carries Scents Of Flowers』(*blue-very label*/ blvd-043)を発表した、シンガー・ソングライターの小林しのが、同アルバムに2曲でアレンジャーとして参加したSmall Gardenの小園兼一郎とのタッグで7インチEP『Mijn...
View ArticleWink Music Service:『It Girls』
サリー久保田と高浪慶太郎によるポップ・ユニット、Wink Music Service(ウインクミュージック・サービス/以降WMS)が、待望のファースト・アルバム『It Girls』(VIVID SOUND/ VSCD9741)を11月20日にリリースする。...
View Article広瀬愛菜:『21』
若き女性シンガーの広瀬愛菜が、4年振りとなる待望のセカンドアルバム『21』(なりすレコード/SUNDAY GIRLS/NRSD-30142)を11月27日にリリースする。 前作でファーストアルバムの『17』(NRSD-3092)が各所で賞賛されたことで、彼女とプロデューサーである関美彦に多大なプレッシャーがあったと思うが、それを軽々とクリアした完成度に筆者も敬服している。...
View Articleムーンライダーズ:『アマチュア・アカデミー 40周年記念盤』森 達彦 氏 インタビュー
1976年のファースト・アルバム発表から現役活動する日本ロック、ポップス界の至宝とされるバンド、ムーンライダーズが、1984年8月にリリースした『アマチュア・アカデミー(AMATEUR ACADEMY)』(P-VINE PCD-18915)を、40周年記念盤として11月20日にリイシューした。...
View Articleザ・コーギス、3年ぶりのニューアルバム
「Beginnings」に始まり、「Beginnings」に終わる収録曲の並び。そして、『UN-United Nations BLUE』と『UN-United Nations...
View Article畠山美由紀:『 Travelin' Light』
シンガー・ソングライターの畠山美由紀が、9作目のオリジナル・アルバム『Travelin' Light』(Happiness Records/ HRBR-030)を12月18日にリリースする。 前作『夜の庭』は、orange pekoe(オレンジ・ペコー)のギタリスト、藤本一馬との共同名義で2022年にリリースされており、その活動ペースは安定していると言えるだろう。...
View ArticleWebVANDA管理人選★2024年のベストソング
今年もWebVANDA管理人が選ぶ年間ベストソングを発表したい。幣サイト母体のVANDA誌の趣向とは異なるカテゴリーの楽曲も一部選出しているが、分け隔てなく音楽の多様性を許容することが管理人の信条であるのでどうか理解して読んで頂きたい。なお今年はリリース元が日本国内の海外ミュージシャンのアルバムも含んでいる。...
View Article追悼 Andy Paley(1952-2024):極私的セレクションで紐解く彼の音楽的遺産
Andy Paleyは2024年11月20日、音楽界に多大な足跡を残してこの世を去った。享年72歳。彼の死は、幅広いジャンルで活躍してきた才能あふれるプロデューサー、作曲家、パフォーマーを失ったことを意味し、音楽ファンや関係者にとって大きな悲しみをもたらした。 1952年、米合衆国Massachusetts州に生まれたAndy...
View ArticleDAVID PATON:『Communication』
英国ポップロック最高峰と称されるパイロット(Pilot)のフロントマンでベーシスト、デヴィッド・ペイトン(DAVID PATON)が、約2年振りとなるオリジナル・ニューアルバム『Communication』を1月22日にリリースする。...
View Articleいい湯だな〜『にほんのうた』シリーズ
先日、しりあがり寿presents 新春!(有)さるハゲロックフェスティバル'25〜あなたとわたしの温泉郷〜にThe Pen Friend Clubで出演し、イベントのテーマ曲だった「いい湯だな」を演奏した。いい湯だな / The Pen Friend Club / さるフェス25 これまで子供の頃にテレビで親しんだ...
View Article生活の設計出演ライブ★ハンナ×みやびpre.「言葉と旅する 音と言祝ぐ」
2023年4月にファースト・フルアルバム『季節のつかまえ方』、同年11月に7インチシングル『キャロライン』をリリースし、ポップス・ファンや音楽通の間で評判になっていた生活の設計が出演するライブイベントが、3月22日に開催されるので紹介しよう。 『季節のつかまえ方』...
View Article清浦夏実:『Breakfast 』
ポップ・グループTWEEDEES(トゥイーディーズ)の清浦夏実が、昨年3月に配信リリースしたファースト・ミニアルバム『Breakfast』(SAVORY RECORDS / SVRY-1001)を、10インチ・アナログとして2月26日に限定プレスでリリースする。...
View Article近藤健太郎:『Strange Village』
The Bookmarcsやthe Sweet Onions、近年はSnow Sheepでの活動でも知られる、近藤健太郎がソロ・シンガーソングライターとしてのデビュー・アルバム『Strange Village』(blue-very label/FLY HIGH RECORDS / VSCF-1780/blvd-049)を3月5日にリリースする。...
View Article松尾清憲 40thアニバーサリーライブ Matsuo Kiyonori 40th. Anniversary Live
ソロデビュー40周年を迎えたシンガー・ソングライターの松尾清憲(まつお きよのり)が、鈴木慶一と白井良明(共にムーンライダーズ)、杉 真理をゲストに迎え、一夜限りのスペシャルなアニバーサリーライブを5月3日に開催する。 昨年6月に12thアルバム『Young and Innocent』(SOLID RECORDS /...
View Articleヤギの見つめた音楽の記憶〜1966年のフィルム・ミステリー〜San Diegoそして『Pet Sounds』
昨年数枚のポジフィルムを手に入れたことから、筆者の驚くべき発見の旅が始まった。ポジフィルムには、1966年の日付が記されており、スキャンしてみると数匹のヤギが写っていた。何の変哲もない動物園の風景と思いきや、そのヤギたちの姿には妙な既視感があった。しばらく考えていると、あるアルバムのジャケットが脳裏をよぎった——The Beach Boysの名作『Pet Sounds』だ。...
View ArticleVarious Artists:『Paul Weller Presents That Sweet Sweet Music』
70年代後半にイギリスの音楽界にデビュー後、オルタナティブ・ロックや後のブリット・ポップ界でリスペクトされているポール・ウェラーが、自ら選曲したソウル・ミュージックのコンピレーション・アルバム『Paul Weller Presents That Sweet Sweet Music』(CDTOP 1655)をACE RECORDSからCDとアナログLPでリリースした。...
View Article映画『BAUS 映画から船出した映画館』
映画を観る前のタイトルからの想像と、観た後とで、こんなにイメージの変わる映画があっただろうか。そうか、そうきたかと、にやりとしたくなる場面も。そして、バウスシアターを愛した人だけの映画でもなかった。むしろ、誰のこころにもあって、記憶のどこかに潜んでいる何かを思い起こさせるような共感の物語。...
View Article伝承民謡 スカボロー・フェア
最近、少し興味があった英国伝承童謡のマザーグースについて調べていたら、サイモン&ガーファンクルのヒット曲「スカボロー・フェア」の情報に辿り着いた。有名曲なので存在は知っていたけれど、マザーグースにも含まれるのは今になって知った。Scarborough Fair / Simon & Garfunkel...
View ArticleSUGAR BABE:『SONGS 50th Anniversary Edition』
山下達郎がミュージシャン・キャリアのデビュー50周年を記念して、彼が所属した伝説のバンド、SUGAR BABE(シュガー・ベイブ)の唯一のアルバム『SONGS』が50th Anniversary Edition(ワーナーミュージック・ジャパン/WPCL-13642/3)として、4月23日に2枚組CD、アナログ盤LP、カセットテープの3フォーマットでリリースされた。...
View Article青野りえワンマンライブ
2023年10月15日にサード・アルバム『TOKYO magic』をリリースした、シンガー・ソングライターの青野りえが、6月20日(金)にワンマンライブを開催するので紹介する。 同アルバムのプロデュースを手掛けたThe Bookmarcsのメンバーで作編曲家の洞澤徹をバンマスに、2023年11月に開催された『TOKYO...
View Article涙の中の音楽史:From Jimmy with Tearsの背景を追う
音楽史には、商業的に成功を収めなかった名曲や、記録に残らなかったがその後に再評価された楽曲が数多く存在する。それらの多くは、時の流れに埋もれてしまったが、その裏には深い謎や隠れた才能が隠れていることが少なくない。その中でも1963年に録音されたThe Honeysの「From Jimmy with Tears」は、The Beach...
View ArticleCandy Opera:『The Patron Saint of Heartache』『45 Revolutions Per Minute &...
『The Patron Saint of Heartache』 『45 Revolutions Per Minute & Rarities』 オブスキュアなネオアコースティック・バンドとして知られるイギリスの Candy Opera(キャンディ・オペラ)が、2020年のリユニオン後のファースト・アルバム『The Patron Saint of Heartache』(Ca Va?...
View ArticleThe Bookmarcs&近藤健太郎出演★possible pop songs vol.1
3月5日にデビュー・アルバム『Strange Village』をリリースした、シンガー・ソングライターの近藤健太郎が、所属するThe Bookmarcsとソロの2形態で出演するライブイベントが、7月19日(土)に名古屋市で開催されるの紹介する。 今月20日に渋谷で開催する青野りえのワンマンライブのバンマスで、The...
View ArticleCalifornia Dreamland
もしも米国音楽の地図に、ひときわ眩い光を放つ地点があるとすれば、それは間違いなくCaliforniaの海辺、波打つ西海岸にあるだろう。そしてその座標を指し示す星のひとつが、Brian...
View Article